人類共通の試算である金の価格

どんなに高度な技術で印刷されていても、紙幣は結局は紙です。
紙幣のような通貨も、その価値は発行している国の信用によってつなぎとめられているもの、しかし、それではその信用が失われたときにはどうなるのでしょうか。
魔法が解けたように価値が失われ、ただの紙切れとなってしまうのです。
しかし、金はそうではありません。
金には発行元というものがなく、その価値は世界中で認められているのです。
品質が劣化することはなく、たとえ特殊な溶液によって溶けたとしても、また固まれば金であることに違いはありません。
金は、いつまでも金であり、その価値を持ち続けるのです。
金は、全人類の共通の資産です。
世界中のマーケットで取引される金の価格は、日々公正に決定されており、世界中のどこでも換金することが可能なのです。